シンガポールは「ライオンの首都」であるが、ライオンがいたことはない

シンガポールの名前の由来

シンガポールとは、「獅子」と「港」という言葉を合わせたものであり、英語で「Lion City(ライオンの都市)」とも呼ばれています。

しかし、実はシンガポールにライオンがいたことはありません。シンガポールには昔からトラが生息していたそうですが、ライオンは存在していませんでした。

シンガポールにライオンがいない理由

シンガポールにはライオンは存在していませんが、それでもなぜ「ライオンの都市」と呼ばれるようになったのでしょうか。

一説によると、シンガポールを訪れたマレー人が海岸に「ライオンのような動物」を目撃したという話があります。実際には目撃された動物はトラであったとされますが、当時のマレー人はトラとライオンの区別がつかなかったため、海岸にいた動物を「シンガプラ(獅子城)」と呼んだと言われています。

その他の「ライオンの都市」に関する情報

シンガポール以外にも、「ライオンの都市」と呼ばれる都市があります。

中国南部の広東省の広州市は、古代中国で「羅浮山にある玉女の宝座に座る白いライオンが守る都市」とされていました。このために「白いライオンの都市」と呼ばれるようになり、後に単に「ライオンの都市」と呼ばれるようになりました。


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