日本で一番古い場所は、どこ？

日本最古の史跡

日本には数多くの歴史的史跡がありますが、その中でも最も古い歴史を持つのが、青森県下北半島の弘前市にある、最上稲荷神社です。

最上稲荷神社は、奈良時代の701年に建立され、鎌倉時代に再建された歴史ある神社です。その歴史は、日本の歴史とほぼ同じくらい古く、歴史好きなら必見の史跡です。

日本の最古の木造建築は、奈良県法隆寺の中宮寺大堂です。この建物は、法隆寺特別史跡として国宝に指定されています。

中宮寺大堂は、当時の最新技術を駆使して造られた建築物で、天井に負荷がかからない独特の仕組みを持っています。現在でも、その技術がどのように実現されたのかについて、研究者たちが熱心に調査を行っています。

日本で最も古い都市は、奈良県桜井市にある「斑鳩（いかるが）」です。紀元前1世紀頃に建設されたとされ、現在でも、古代から続く史跡が数多く残っています。

斑鳩には、古代に栄えた学問の中心地でもあり、天武天皇の皇女・乙巳の和気公主が創設した大学でもある「斑鳩寺」があります。また、古代の歴史を学ぶには欠かせない史跡として、「畝傍山古墳」や「飛鳥寺」といった建物もあります。