1.最も大きな宇宙の構造
宇宙は広大な空間で様々な構造を持っていますが、最も大きな構造は「巨大ウォール」と呼ばれるものです。
これは、銀河団と呼ばれる数百から数千の銀河が集まったもので、長さが5億光年以上にもおよびます。
この巨大ウォールは、ボイドと呼ばれる極めて希薄な空間に囲まれており、質量にして10兆銀河に相当すると推定されています。
2.宇宙は膨張し続けている
宇宙は、ビッグバンと呼ばれる爆発的な現象から始まり、その後も膨張を続けています。
2019年には、銀河間物質が膨張によって引きちぎられていく様子が初めて観測されたことが発表されました。
この観測結果は、宇宙が今もなお膨張を続けていることを証明するものとなりました。
3.地球上で最も古い天体
地球上で最も古い天体は、4.4億年前に落下したメテオライトとされています。
これは、火星やベスタといった天体から飛来したもので、その中には既に滅びた星の残骸が含まれていることもあります。
4.最も重い物質
宇宙には、私たちが想像するよりもはるかに重い物質が存在しています。
最も重い物質は「中性子星」で、太陽の質量の約1.4倍以上の質量を持っています。
中性子星は、元々は超新星爆発によって生まれた星が、その質量が重すぎて進化を止め、圧倒的な重力によって中性子が詰まってできたものです。
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