カエルの毒とは?
カエルの毒には様々な種類がありますが、主に皮膚から出る毒液が有名です。
この毒液は主にカエルを捕食から守るために存在し、外敵に襲われた際に皮膚についた刺激物質に反応して放出されます。
カエルの毒液には非常に強い神経毒・心臓毒・筋肉毒などが含まれ、口や目などの粘膜から体内に入ると中毒症状を引き起こすことがあります。
カエルの毒を利用した医薬品
一方、カエルの毒液は薬物療法にも応用されているということはあまり知られていません。
例えば、ヤドクガエルの毒液は疼痛に有効なオピオイドと同様の作用があり、鎮痛剤の原料として研究が進められています。
また、キビタキ科の一種のカエルから発見されたペプチドは、高血圧の治療に有効な成分として期待されています。
カエルの毒液って飲めるの?
カエルの毒を飲むという行為は、いわゆる「ホットフロッグ」などと呼ばれ、実際に存在する文化的な現象です。
ただし、カエルの毒を飲んだ場合、中毒症状を引き起こすことがあります。
しかも、その症状は個体差が大きく、軽度のものであっても吐き気やめまいが現れることがあります。
したがって、カエルの毒を飲むことは非常に危険であるため、絶対にお薦めできません。
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