世界最大の砂漠は「南極の内陸部」である

砂漠の定義

砂漠とは、1年間のうちに降水量が少なく、植物が生育しない地帯のことを指します。砂漠は砂、礫、岩石が多く含まれ、乾燥した気候が一般的で、日中の気温と夜間の気温が大きく異なります。

南極の内陸部を砂漠と呼ぶ理由

南極は、世界最大の陸上氷河である南極大陸がある場所です。南極の内陸部は、乾燥しており、降水量は年間約20ミリメートル程度。このため、南極の内陸部は、砂漠として扱われます。

南極の砂漠の面積

南極の内陸部の砂漠の面積は、約1,400万平方キロメートルになります。これは、地球上の陸地面積の約8.6％に相当します。この面積は、アフリカのサハラ砂漠の約3倍、オーストラリアのグレートビクトリア砂漠の約58倍になります。

南極の砂漠の生物

南極の内陸部は、極めて厳しい環境で、生物の存在が限られています。しかし、南極砂漠には、クチナシ科やシロバナナス科の植物、ハエやクモなどの昆虫などが生息しています。