豆知識
人間は夜になると視力が落ちるということをご存知でしょうか。これは、眼球の構造によるものです。
人間の眼球には「桿体細胞」と「錐体細胞」という光を認識する細胞があります。桿体細胞は暗い場所では光を捉えることができ、錐体細胞は明るい場所で色を認識することができます。
夜になると、錐体細胞が働きにくくなり、桿体細胞が主に光を捉えるようになります。しかし、桿体細胞は色を認識することができないため、視力が落ちると感じられるのです。
解説
このような人間の目の構造は、夜に捕食を行う動物に比べると不利な点があります。夜間には捕食者から逃げるために視力が必要ですが、人間は生活していく上で暗闇での捕食や逃走がほとんどないため、進化の過程で錐体細胞よりも桿体細胞が重要になったと考えられています。
しかし、現代のライフスタイルでは、夜間にテレビやスマホ、パソコンなどのスクリーンを長時間見ることが多くなっています。このような状況下で、視力が落ちることで目の疲れや病気を引き起こすことがあるため、夜間は適度な明るさでの生活を心がけることが大切です。
参考文献
– 『プロのトリセツ 生物の不思議がわかる図鑑』(日本放送出版協会)
– 『暮らしの中のミステリー100!』(マキノ出版)
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