はじめに
日本の漢字は中国から伝わったものと考えられがちですが、実はその起源は複数あります。今回は日本における漢字の起源について紹介していきます。
日本独自の漢字「万葉仮名」
日本には「万葉仮名」と呼ばれる独自の漢字が存在しました。これは、万葉集という日本最古の歌集に用いられていたもので、中国の漢字から派生したものではなく、日本で生み出されたものです。
ただし、使用されていた漢字の形が後の平安時代以降に使われた漢字に似ていることから、後世の人々がこれを一括りに「漢字」と呼ぶようになりました。
朝鮮半島から伝わった漢字「訓民正音」
16世紀に、朝鮮半島の李氏朝鮮で編纂された「訓民正音」という漢字音訓の辞典が、日本に伝わりました。この辞典が契機となり、江戸時代には「読み仮名」が発明され、一般庶民にも漢字が読めるようになりました。
中国から伝わった漢字
もちろん、日本における漢字の起源には中国から伝わったものもあります。漢字は元々は中国で発明され、周辺地域にも広がっていきました。日本にも正倉院に収められている「万葉集」以前から、中国から漢字が伝わっていたことが考えられます。
おわりに
日本の漢字が中国から伝わったものだけでなく、独自の漢字や朝鮮半島から伝わった漢字が存在したことをご紹介しました。日本の文字の歴史は複雑で興味深いものです。
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