世界で最も高価な切手

豆知識1:ブルーマホメット印刷エラー切手

世界で最も高価な切手は、スウェーデンの「ブルーマホメット」切手とされています。この切手は縦15センチ、横10センチの大きさで、1918年に発行されました。

ブルーマホメットは、ロシア革命後のフィンランドで制作された芸術作品で、圧巻の美しさが人気を集めていました。そして、その作品を切手にするにあたり、印刷作業中にエラーが発生したため、通常の青色ではなく、深紅色が使われたとされています。

そのため、ブルーマホメット切手の深紅色版は、たった一枚しか発行されていないとされ、市場での価値が非常に高くなっています。2013年には、この切手が約9,480万円で取引されたことが報じられました。

豆知識2:チベットの青い毛皮切手

ブルーマホメット切手に次いで高価な切手として知られるのが、チベットの「青い毛皮」切手です。この切手は1912年に制作され、表面にはマツやランプ、そして背面にはヤクの毛皮と書かれています。

しかし、この切手が非常に貴重なのは、中国の支配下にあったチベットでの紛争があり、わずか3日で回収が行われたため、市場に出回った切手が極めて少なく、需要が高まっているためです。

この切手の価格は、市場において常に変動していますが、2005年には約4,390万円で取引されたことが報じられました。


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