日本語には「ん」以外の母音が3種類しかない

日本語の母音とは

日本語の母音は、「あ」「い」「う」「え」「お」の5つがあります。これらを母音と呼ぶのは、発音時に声帯が振動する音のことを指すからです。

しかし、そのうちの「ん」以外の4つは、実は「単独で発音するときには」という条件がつきます。

母音を単独で発音するとは?

「単独で発音するとき」とは、他の母音と結合せずに、一つだけで発音することを指します。

例えば、次のような場合には、母音が単独で発音されます。

  • 「 あ 」 – 「あ」いう音だけを発音する場合
  • 「 い 」 – 「い」いう音だけを発音する場合
  • 「 う 」 – 「う」いう音だけを発音する場合(ただし、「う」は「うぃ」「うぇ」「うぉ」という組み合わせで発音される場合もある)
  • 「 え 」 – 「え」いう音だけを発音する場合
  • 「 お 」 – 「お」いう音だけを発音する場合

なぜ母音が少ないのか?

これは、日本語の音韻論という学問分野に密接に関連しています。

日本人が話す「日本語音声」というものは、外国人が話す言語と比べて、明瞭であるとされています。しかし、その一方で、母音が少ないために、外国人にとっては違いにくいという問題があることも事実です。

日本語の「母音の少なさ」という特色は、日本人が生まれた時から環境音として「感覚的に」認識しているため、驚くような珍しいことではありません。ただ、外国人にとっては馴染みにくい特徴であることは確かです。


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