蜜蜂の羽音のメカニズム
蜜蜂が羽ばたくとき、その羽は縦に動くのではなく、斜め下に動くことで空気をチャプチャプと動かします。空気の波動が手前の羽に伝わり、次の羽に伝わっていき、最後に空気が振動して羽音が出るわけです。
この空気の波動はすごく小さいため、人間の耳では聞こえないほどです。
蜜蜂の羽音の役割
蜜蜂の羽音には、様々な役割があります。たとえば、巣の中で羽ばたく蜜蜂は、熱を発生させて巣を温めます。このときの羽音は、巣の外に出て敵を寄せ付けないほどの強い振動を起こします。
また、蜜蜂は巣を抜けたときに羽ばたくことで、空気中の香りを拾います。この香りが蜜や花の匂いだった場合、蜜蜂はその方向へ向かって飛んでいくのです。
蜜蜂の羽音にまつわる豆知識
蜜蜂の羽音には、フニャリング(funnelling)現象というものがあります。これは、蜜蜂が羽ばたく速度を上げると、羽音の周波数が急激に下がるという現象です。
さらに、蜜蜂の羽音は治療の効果があるとも言われています。蜜蜂毒を含んだ針を体内に刺されると痛みがありますが、その痛みを和らげる治療法のひとつが、蜜蜂の羽音を聞かせることだそうです。
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