背景情報
日本では、1年を12等分した「二十四節気」に合わせて月に名前を付けます。それぞれの月の名前には、その時期に起こる出来事や、その時期の自然現象などが関係しています。
豆知識・雑学
日本の「稲作文化」にとって、セミはとても重要な存在です。普段は土中に潜んでいるセミが、稲作に必要な田の水を飛び越える「蛻(けぬ)の声」を上げる頃になると、水を田に引く「引き水」をする時期でもあります。
このため、農民たちはセミの鳴き声を「稲の害虫が起きている合図」と考えていたそうです。そして、この時期に名付けられる月の名前の一つが「蛻月(もぬけづき)」です。また、同じ時期に名付けられる「望月(もちづき)」という月の名前は、セミの正式名である「蟷螂(かまきり)」の「望みが叶う」という意味を込めてつけられたと言われています。
まとめ
月の名前には、その時期に起こる出来事や自然現象が反映されています。そして、日本の稲作文化にとって重要なセミの鳴き声が、一部の月の名前に関係していることもあるのです。
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