豆知識1:「お江」とは誰か?
「お江」とは徳川家康が娶った正室・濃姫(のうひめ)の別名です。彼女は家康の最初の妻であり、徳川幕府初代将軍・徳川家康の母です。
豆知識2:「お江」をめぐる逸話
徳川家康と濃姫の夫婦仲は良好とはいえませんでした。というのも、濃姫は家康とは年齢差が20歳以上あり、嫁入り前には既に他の男性との間に子供がいたため、家康から見れば怪しい女性だったからです。
それでも、一部の歴史書には「家康はお江を溺愛していた」との記述が見られます。例えば、『御伽噺御勧進鈴木』という野球を題材にした演劇の中で、「お江は茶も香も、少なかったのに味を覚えると、家康は飲ませきった」というエピソードが紹介されています。
しかし、史実としては、家康がお江を溺愛していたという明確な証拠はありません。もちろん、お江が家康の正室であったことは事実ですが、家康は慈愛深い夫君とは言い難く、他の女性との関係も頻繁にあったと伝えられています。
豆知識3:お江の遺言について
お江が死去した際に残した遺言には、「六十日の喪期を終えた後は一人前として笑顔で生きて欲しい」というメッセージがありました。この言葉は、女性が夫の出世に対して自分自身を犠牲にするという当時の風習に対し、自己実現を望んでいたお江の意志を表しているとされています。
まとめ
徳川家康がお江を溺愛していたというのは、あくまでフィクションや逸話にすぎません。しかし、お江の遺言からは、彼女が人生を自分自身で切り開いていこうという強い決意を持った、勇敢な女性であったことが伺えます。
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