曲がった刀の理由とは
日本刀は独特な曲がり方をしているのが特徴的ですが、それは刀剣鍛冶師たちが切っ先・中心・鋒(刃の極端に細くなった部分)に力を込めて打つことで生じます。
この特殊な鍛造法によって、神経に集中した鋒が曲がらずに、柔軟性に優れた切っ先と合体し、ひとつの曲がった形になります。
刀剣鍛冶師は熱を使う科学者
刀剣鍛冶師は、今でいう科学者に近い存在で、素材の鉄を何度も繰り返し変形させることで、摩擦熱で起きる化学反応を理解し、理想的な成分を得るために実験を繰り返していました。
また、刀剣鍛冶師たちは「鍛錬の神」と呼ばれ、キリスト教文化が入ってくるまでは、神格化されていたため、特別な礼遇を受けることができたとされています。
日本刀の切れ味
切れ味の良さで有名な日本刀ですが、それは硬くて細かい粒子の銅である金属である銅義を産出する、日本の古岩石である黒子石(くろいわいし)を用いていたことが理由の一つとされています。
銅義は刃物を研ぐことによって、世界トップレベルの切れ味を誇ります。また、黒子石はアスベストの一種で、硬質であるがやわらかいため、刃を研いでも刃こぼれしにくいです。
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