「ウニ」と「ミノカサゴ」の色合いの謎

背景

ウニとミノカサゴは海に生息する生き物であり、その色合いは独特で美しいとされています。では、彼らの色合いがどのように生まれたのでしょうか?

ウニの色合い

ウニの背中の黒い小刺状の部分は、「メラニン」という黒色色素が存在しているためです。メラニンは、人間の皮膚にも存在する色素で、紫外線やストレス等で生成されます。ウニの場合、メラニンが不規則に散在しているため、美しいパターンが生まれます。また、ウニの棘の先端が赤くなっているのは、「アスタキサンチン」という成分が含まれているためです。アスタキサンチンは、サケやエビ等の赤い色素としても使われています。

ミノカサゴの色合い

ミノカサゴの胸びれや背びれの色合いを見ると、青や赤が混ざったように見えます。実は、この青と赤の二色は、ある特殊な現象によって生まれます。これを「透明合成色」と言います。具体的には、ミノカサゴの皮膚中に存在する「カエルアオイ」という色素が、皮膚表面にある「ミノカサゴ青蛋白質」というタンパク質に反射して、見た目が青に見えます。同様に、「カナリウミウシ赤蛋白質」というタンパク質に反射すると、見た目が赤に見えるようになります。

まとめ

ウニとミノカサゴの色合いは、それぞれの生態に適した色素が存在することによって生まれているのです。人間も含め、生物は自然界に溶け込むための様々な工夫をしていることがわかります。

参考文献:
– https://this.kiji.is/271229370524643136
– https://www.hokudai.ac.jp/pr/press/2015/03/20150312-5.pdf


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