誕生背景
1950年代に日本は激しい食糧不足に見舞われていました。食糧管理政策の下、補助金を出して小麦を育てることが許されたことから、小麦の生産量は急増しました。しかし食糧不足のなか、食事をとる時間や場所が限られていた社会人にとって、軽食が必要とされていました。
発案者
日清製粉グループの創業者、安藤百福(あんどうももふく)氏は、1957年にアメリカの食品メーカーで見た「チキンヌードルスープ」を日本で製造することを決意しました。しかし、製造方法が異なる為、一から考え方を変え、二年半かけて調理したのが、カップヌードルです。
製法
従来のインスタントラーメンが袋ごと沸騰したお湯に入れるだけで完成するのに対して、カップヌードルは水を引く様々な種類の具材が練り込まれた生麺を、耐熱性のあるカップに入れ、沸騰したお湯を注いできゅっとカップを締めると、数分後には器から口の中までスムーズに入る一杯のラーメンに早変わりします。
販売開始
1971年に、発売開始したカップヌードルは、パッケージデザインが革新的であり、1杯で満腹になる点も受け、好評を博しました。また、カップのデザインにこだわり、市場化したこともあって、販売量は急増しました。カップヌードルは、安価であることで、非常時の備蓄品や外食産業、現在でも世界80カ国以上で愛されるラーメン商品となっています。
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