消しゴムの原理
消しゴムの原理は簡単です。消しゴムの表面には、ゴムに含まれる「重炭酸カルシウム」と「白墨」が含まれています。皆さんが知っているように、鉛筆の芯には「炭素」が含まれています。消しゴムを使って鉛筆の文字を消すと、消しゴムの表面の「重炭酸カルシウム」と「白墨」が、鉛筆芯の「炭素」をくっつきやすくする化学反応が起こります。そして、文字を消しゴムにこすりつけることで、鉛筆芯の炭素が消しゴムの表面に付着し、文字が消えるわけです。
消しゴムの歴史
消しゴムというと、我々が良く知っている赤い消しゴムを思い浮かべます。しかし、初めの消しゴムは、現在よく使われるゴムとは異なります。消しゴムの原料となる「天然ゴム」は、ペルー原産の植物から採取されます。19世紀初めには、消しゴムはまだ発明されておらず、修正する方法はありません。人々は「消し金」や「玉石」という物を使って、紙をこすることで文字を削り取ったり、スクレーパーでこすり取ったりしていました。1820年代に、イギリスで鉛筆の修正法に革命が起こりました。博物学者、エドワード・ノックスが「自由石」という天然鉱石を用いた消しゴムを発明したのです。続いて、アメリカの化学者、チャールズ・ゴッドファードが、ゴムと硫黄を加熱して作った「硫化ゴム」から、消しゴムを製造しました。その後、工程や材料の改良によって、現代の消しゴムが開発され、私たちが今日使っている赤い消しゴムが普及しました。
まとめ
消しゴムの原理は、「重炭酸カルシウム」と「白墨」が含まれていることによるもので、これによって「炭素」と反応して文字を消すことができます。初めの消しゴムは、「自由石」という天然鉱石を用いたもので、現代の消しゴムは、化学反応や材料・工程の改良により生まれました。
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