火星で酸素を作り出すMOXIE(モキシー)装置
2020年7月30日(日本時間)にNASAが発射した火星探査機「パーシビアランス」には、火星上で酸素を製造するMOXIE装置が搭載されています。
MOXIEは、火星の大気中に約0.1%しか存在しない二酸化炭素を分解することで酸素を製造します。火星での宇宙人の居住計画において、MOXIEが有用となります。酸素は、人間が呼吸するのに必要なため、火星上で酸素を製造できるということは、人類が火星に滞在するための大きな一歩となります。
インギーニュイティ(Ingenuity)ヘリコプター
「パーシビアランス」に搭載されているもう一つの驚異的な機能が、火星で初めて試験運用されるインギーニュイティヘリコプターです。
地球と火星の大気密度の違いがあり、火星の大気は地球の大気のわずか1%程度しかありません。そのため、ヘリコプターの飛行は極めて困難でした。しかし、インギーニュイティは、高度3~4メートルで90秒間の飛行を行うことができます。
このヘリコプターは、火星上の地形を詳細に調査するとともに、将来的な探査ミッションにおいては地面からの観測に留まらず、高度からの撮影や移動も可能になるでしょう。
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