1.「切腹」の由来
「切腹」と聞くと、昔の日本では、自殺の一種とされていました。しかし、その実態は、一般的にイメージされているような自己決断ではなく、上司や主君からの命令で行われる場合が多かったのです。そのため、切腹をすることは、自分の名誉や家族の名誉を守るための必要な行為だったのです。
2.「お風呂」の由来
「お風呂」と呼ばれる温泉やお湯を使った入浴については、元々「湯治」と呼ばれていました。しかし、江戸時代になり、庶民の中にも浴場が普及するにつれ、今の「お風呂」という言葉が生まれました。この「お風呂」という言葉は、当時、浴場付近で毛糸の染色などをしていた職人が、染色をするための風除けや防塵カバーに使っていた布を、「風呂敷(ふろしき)」と呼んでいたことが由来とされています。
3.「お手洗い」の由来
「お手洗い」という言葉は、最初はお茶やお菓子などを出すための客間の横にある手洗いの場所を指す言葉でした。しかし、昭和の時代に入ると、トイレの場所を指す言葉として広まりました。「お手洗い」という言葉が用いられるようになったのは、便器が設置される前には、手洗い用の水道縁(えん)があったためでした。また、リフォーム業界で使われる「ユニットバス」という言葉は、わかりやすく覚えられるように、アメリカの宇宙ステーションのようにすぐに取り付けられる単一の部品であることから、アメリカから輸入された用語がそのまま日本語に取り入れられました。
4.「のり」の由来
海苔(のり)は、古代の日本で作られていたとされていますが、当時は和紙に似た形状であったとされています。平安時代にはすでに、現在の海苔の形状に近いものが確認されており、当時は「海種(かいたね)」と呼ばれていました。江戸時代には、寿司とともに海苔が一般的に食べられるようになり、「海種」から「のり」と呼ぶようになりました。ちなみに、海苔は、江戸時代になるまで、主に京や大阪の商人の移動食として使われていたそうです。
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