片仮名の誕生
日本ではもともと、漢字で表記されていましたが、平安時代から仮名が使われ始めました。仮名は、もともと中国から伝わった漢字を、音だけで表記する文字として生まれました。
「エ」が唯一の片仮名になった理由
昔、日本語は『あいうえお』の五十音に分かれていました。この五十音に使う文字は、行ごとに決まっていて、たとえば「あ」「い」「う」「え」「お」が一列目に属していました。そして、この五十音に含まれる仮名は、ほとんどが、二画、三画、四画でできていました。
ところが、「え」だけは、一画のみで表現される片仮名として生まれたため、「エ」だけが唯一の一画片仮名となったのです。
「エ」と他の片仮名
「エ」が唯一の一画片仮名であるということは、他の片仮名と比べた場合、形が独特であると言えます。
たとえば、同じ一画の片仮名である「ツ」や「ソ」は、先端が2つ開いた折鶴の形をしていますが、「エ」はその形を大きくくり抜いただけのシンプルな形状です。
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