芥川龍之介と「うさぎとかめ」
「うさぎとかめ」という童話は、誰でも一度は聞いたことがある有名なお話ですが、その作者は詩人・童話作家の芥川龍之介です。芥川龍之介は、日本の近代文学の中でも屈指の文豪として知られています。そんな彼が「うさぎとかめ」を書いた経緯については、実は興味深いものがあります。
芥川龍之介が「うさぎとかめ」を書いたのは、元々は童話の採集家だった岩波茂雄の依頼でした。岩波茂雄は、当時アルバイトをしていた書店の客から「うさぎとかめ」という童話のあらすじを聞いたのですが、その後どうしてもその童話の原本を手に入れたいと思い、芥川龍之介に探してもらったのです。
しかし、芥川龍之介が探すうちに、どうやら「うさぎとかめ」という童話は存在しないことが分かってきました。そこで彼は、自分で「うさぎとかめ」を創作することにしました。そして、日本中に伝わる童話や物語を研究・分析し、新しい物語を生み出したのです。
「歯車」という言葉の由来
芥川龍之介が生み出した多くの作品の中でも、特に有名なのが「羅生門」です。しかし、「羅生門」だけでなく、彼の代表作の1つである「蜘蛛の糸」には、興味深い言葉が出てきます。それが「歯車」という言葉です。
「蜘蛛の糸」は、小学生の教科書にも掲載されているほど有名な童話ですが、その中で「歯車」という言葉が登場します。これには、実は芥川龍之介自身の体験が関係しています。
彼は、ある機械の歯車を見た時に「これだ!人間も歯車のようにうまく動かなければならない」と感じ、それを小説に取り入れたのです。そして、「人間も歯車のようにうまく動かなければならない」という言葉が、日本語に定着するきっかけとなったのです。
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