高山植物が持つ特徴
高山植物は、低地に生える植物と比べて、独特の形態や生理的特徴を持っています。
- 多くの高山植物は、低温に強く、厳しい気象条件に適応するために、茎に厚い毛皮状の体毛を持っています。これは、水分を蒸散しにくくする働きがあります。
- また、葉が小さく、厚みがあるのも特徴的です。葉表面には表皮細胞が密に詰まっていて、水分を吸収しにくくするため、葉からの水分蒸発を防ぎます。
- 高山植物は、花期が短いのも特徴的です。短期間に集中して花を咲かせ、受粉を済ませることで、時間やエネルギーを節約します。
高山植物の代表的な種類
日本では、信州の八ヶ岳や北アルプス、富士山などで、多種多様な高山植物を見ることができます。
- キバナシャクナゲ:高山帯の岩場や流れのそば、森林内に生えている。黄色い花を咲かせる。
- チングルマ:高山帯の疎林帯などに生息する。葉の表面に白い綿毛が生えているのが特徴的。
- タカネツメクサ:高山帯の草地に生えている。紫色の小さな花が可愛らしい。
高山植物の利用方法
高山植物は、その美しい姿や生命力から、古くから薬草として利用されてきました。
- キバナシャクナゲは、胃腸炎や咳止め、鎮静剤などとして用いられます。
- チングルマは、利尿剤や鎮咳剤などに利用されます。
- タカネツメクサは、止血剤や利尿剤などに使われます。
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