葛飾北斎とは?
葛飾北斎(1760-1849)は江戸時代後期の浮世絵師で、代表作に「神奈川沖浪裏」や「富嶽三十六景」などがある。特に「神奈川沖浪裏」は世界的に有名で、多くの人々に愛されている。
「神奈川沖浪裏」の秘密
「神奈川沖浪裏」を初めて見た人々はその大きなうねりとともに、富士山が小さく描かれていることに驚いたと言われている。しかし、実はその小さな富士山にも秘密が隠されている。
富士山は、本来であれば遠くにある山であるが、北斎はなぜか海の中に描いていた。これは当時の信仰に関係があった。
江戸時代の信仰
江戸時代には、人々は「三種の神器」と呼ばれる神器のうち、草薙剣(くさなぎのつるぎ)という神剣を祀る神社に深い敬意を払っていた。草薙剣は、物語に登場する妖刀とされる草薙剣とは異なり、天照大神の神剣として信仰されていた。そして、その神剣には、大和の龍神や、伊勢の 海神、富士山を守護する神など、多くの神々が宿っていると信じられていた。
「神奈川沖浪裏」に描かれた富士山の意味
北斎が「神奈川沖浪裏」で浪を描写することによって、草薙剣が守る神の世界と、海の世界を結びつけているとされる。そして、その富士山は海の中に描かれることで、草薙剣が守る神々が海の中にもおり、海を守護していることを表現したとされる。つまり、北斎は「神奈川沖浪裏」で、当時の人々が信仰していた草薙剣と、その神々を描いたとされる。
まとめ
「神奈川沖浪裏」には、大きなうねりとともに小さな富士山が描かれているが、その富士山には当時の信仰が込められていた。北斎は草薙剣に宿る神々を海に見立て、富士山を海の中に描くことで、草薙剣が守る神々が海を守護していることを表現したとされる。
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