日本の「草」とは
日本の植物には、大きく「草本」と「木本」に分かれます。一般的に「草」と呼ばれるものは、草本植物のことを指します。これらは茎が柔らかく、一年生植物、二年生植物、多年生植物があります。
日本の「木」とは
しかし、実は「木本」と呼ばれる硬い茎を持つ植物の中にも、一般的に「草」と呼ばれるものが存在します。代表的なものには、「竹」や「藤」、「落葉樹の枝垂れ桜」などがあります。これらは、形状や生態の面から「木」とは見なされないことがありますが、厳密には木本植物に分類されます。
竹と藤
竹は、茎を節で区切って伸びる植物で、材質が堅く、柔らかく、軽量なため日本では生活用品や建材として広く使われてきました。また、茎が鎖がたくさんできることから、中国では「竹の子育て」と言われ、強い精神力を持つ象徴とされています。
藤は茎が細いつるで伸びる植物で、樹木や壁面などに絡まって成長します。日本では茶道具や傘の骨、籠などに利用されてきました。また、心臓病や高血圧に効果があるとされ、漢方薬にも使用されています。
枝垂れ桜
枝垂れ桜は、桜の中でも、しだれた形状の樹木です。和歌や俳句の句会にも欠かせない、日本人にはなじみ深い花木です。しかし、実は、枝垂れ桜だけが「草木」と呼ばれるというわけではありません。日本の花木には「樹木」と「木本草花」に分けられます。樹木は直立する主幹をもち、その幹が一定の高さ以上にあるものを指します。枝垂れ桜もその中に含まれます。
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