背景
夏目漱石(1867-1916)は、日本近代文学を代表する小説家の一人である。代表作に「こころ」、「それから」、「門」などがあるが、特に有名なのが「吾輩は猫である」である。
豆知識:漱石の体調不良
一方、その「吾輩は猫である」は、執筆中に漱石が体調不良を訴えた逸話がある。
体調不良の原因
漱石が渡米した1900年から1902年にかけて、コロンビア大学での講義に備えて英語を勉強していた。その結果、目が良くないと診断された。眼医者に通い、眼鏡をかけることを勧められたが、漱石はあまり気乗りしなかった。
そんな中、1904年に「吾輩は猫である」を連載することが決まった。しかし、執筆が進むにつれて、漱石の体調はますます悪化していった。特に目の疲れがひどく、痛みが出ることもあった。
病院入院
そのため、療養のために2ヶ月間入院することになった。当時の病名は「眼病」とされている。入院中に漱石は、友人の永井荷風に執筆の手紙を送り、執筆上のアドバイスを求めた。
眼鏡の導入
入院後、漱石は遂に眼鏡を導入した。それまで、漱石は眼鏡をかけることを嫌がっていたが、眼鏡をかけることにより、執筆に集中することができたという。
まとめ
漱石が「吾輩は猫である」を執筆中に体調不良を訴えた理由は、目の疲れだった。漱石は、療養のために2ヶ月間入院したが、友人からの手紙を通じてアドバイスを受け、眼鏡の導入により、執筆に集中することができたという。
コメントを残す