豆知識1:日本初の洋食は、なんと「白いカレー」だった。
「長久堂」が創業されたのは、明治17年(1884年)のことです。当時は、まだ西洋文化が縁遠かった日本で、洋食自体がまだなじみがありませんでした。そんな時代に、「長久堂」の創業者である百浪長久(ももなみ ちょうきゅう)は、独学で洋食を研究し、和食になじみがあるような味にアレンジを加えた「白いカレー」をメニューに加えました。
豆知識2:明治天皇も「長久堂」で洋食を食べた。
「長久堂」は、その後、明治天皇も訪れるなど、高級なレストランとして名を馳せるようになりました。当時の「長久堂」のメニューには、オムレツやハンバーグ、スープ、カレーなどの定番の洋食がありました。しかし、当時の「長久堂」の洋食メニューは、現代のものと比べて、かなり日本風にアレンジされていたようです。例えば、スープはダシを加えたものが提供され、カレーも和風のスパイスを使っていたそうです。
豆知識3:「長久堂」で食べた肉じゃがが、西洋料理の「ストウ」の原型だった?
また、百浪が考案した西洋料理には、オマール海老のポタージュや牛肉のロースト、肉じゃがなどもあります。特に肉じゃがは、西洋料理「ストウ」の原型とされています。当時の材料や調理法が制限されていた時代に、百浪は日本の食材や調味料を取り入れ、独自の洋食を生み出しました。
「長久堂」は、今も京都にある老舗洋食店として、伝統的な洋食を提供し続けています。和洋折衷の肉じゃがやハヤシライスなど、古き良き日本の洋食文化を味わうことができます。
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