蟻の重さと力
1グラム以下という小さな体ながら、蟻は50倍~100倍程度の重みを持ち運ぶことができます。
この驚異的な重量運搬能力は、蟻の体に備わる力学的な構造によって支えられていると言われています。蟻の体は強靱な外骨格で覆われており、特殊な筋肉や関節構造、神経系が複合的に作用しているため、驚異的な力を生み出すことができるのです。
蟻の群れの知性
単体であっても素早く移動し、効率的に餌を探し出す蟻ですが、大勢の蟻が群れを作ると、集積された知性が発揮されるという特徴があります。
たとえば、餌を見つけたとしたら、「元の場所から100m離れた場所に餌がある」といった情報を、フェロモンと呼ばれる化学物質を使って伝達します。近くにいる蟻は、そのフェロモンを嗅いでニオイの方向性を感じることができ、タイムリーに餌場にたどり着くことができます。
蟻の共生関係
蟻は、他の昆虫や植物との共生関係を築くことがあります。たとえば、アリクイという哺乳類は、蟻塚を破壊して蟻を食べることができます。しかし、蟻はアリクイから身を守るため、アリクイの通路周辺を専門的に監視・守備します。
また、トゲトカゲという爬虫類は、蟻が大好物です。しかし、蟻の刺すトゲトカゲの目を狙うと、蟻たちは一斉に刺しにかかってきます。それを逆手に取り、トゲトカゲは蟻の巣に住み着くことで、肌を清潔に保ちながら、蟻を食べ続けることができるのです。
コメントを残す