世界初のコンピュータウイルスは何だったのか?

マルウェアとして歴史に名を刻んだ「クリスマス・ツリー・エグゼ」

1987年、世界初のコンピュータウイルスが出現しました。それが「クリスマス・ツリー・エグゼ(Christmas Tree EXEC)」です。

名前からもわかるように、このウイルスはクリスマスのデコレーションとして知られるツリーの形をしていました。そして、他のプログラムの中に紛れ込んで、意図しない動作を起こすのが特徴でした。

クリスマス・ツリー・エグゼは、当時のApple IIコンピュータに感染することで、ディスプレイにツリーのイメージを表示し、ユーザーがキーボードを叩くたびに、いたずらめいたオブジェクトを表示したり、キー入力を無効にする操作を行うことで、ユーザーを困惑させました。

このウイルスは、その後もさまざまなバリエーションが出現し、コンピュータセキュリティの歴史に名を刻むことになりました。

クリスマス・ツリー・エグゼのコード

クリスマス・ツリー・エグゼのコードは以下のようになっています。


10 PRINT "MERRY CHRISTMAS"
20 GOTO 10

このプログラムは、ディスプレイに「MERRY CHRISTMAS」と表示するだけの単純なものですが、10行目の「GOTO 10」が無限ループを作るため、繰り返し「MERRY CHRISTMAS」を表示し続けます。

この単純なコードが、コンピュータウイルスの歴史を変えたことは、いかにも驚くべきことです。


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