コンピュータウイルスの誕生
1970年代に、コンピュータが身近な存在となり、インターネットも登場しました。しかし、それと同時に、電子メールを送信する機能を利用したウイルスも現れ始めました。 最初のコンピュータウイルスは、コンピューター上で実行されるプログラムで、目的は破壊的行為や特定の情報を抜き出すことでした。
「クリスマスツリー計画」とは
1971年、アメリカ合衆国のコンピュータエンジニアであるボブ・トーマスとライス大学の研究者David Wintersは、「クリスマスツリー計画」として知られる最初のコンピュータウイルスを開発しました。このウイルスは、DECのPDP-10コンピュータで動作し、その名前は、ウイルスがコンピュータモニタの画面にクリスマスツリーを描写することに由来します。
クリスマスツリー計画の機能
クリスマスツリー計画は、主にデータを破壊することはありませんでしたが、DECの社員が全員、クリスマスツリーをダウンロードした結果、PDP-10コンピュータがパンクしました。この時点で、DECの技術者は、このようなプログラムが存在することを知り、ウイルスという用語が使われ始めました。
まとめ
クリスマスツリー計画は、最初のコンピュータウイルスとして知られています。当時はまだ「ウイルス」という言葉がなく、パスワード盗難やシステム破壊のための「トロイの木馬」という用語が使用されていました。コンピュータウイルスの出現により、世界中でセキュリティ上の懸念が高まり、現在、コンピュータウイルスは、ウイルス対策ソフトウェアによって監視され、実行される前に自動的に検出されるようになっています。
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