人間の恐怖心について
人間は古くから、外敵から身を守るために恐怖心を持っています。しかし、その恐怖心には独特の性質があります。
①知っている恐怖の方が身近で強い
例えば、蜘蛛が苦手な人がいたとします。その人が家の中で蜘蛛を見た場合、普段よりもパニックになります。しかし、その人が蜘蛛が苦手であることを知らずに、突然蜘蛛を見た場合、驚くことはあっても、その程度は一般的な反応と変わりません。
②未知の恐怖は怖すぎる
また、人間は未知の部分に対しては、特に恐怖心を持ちます。これは狩猟・採集社会から続いているもので、ある程度把握している敵には対処方法が見出せるが、未知の敵には対処方法が見出せないためです。
恐怖心に関する研究
実際に恐怖心に関する研究が行われています。
2012年に行われた実験では、「野生のイタチよりも人工知能のロボットが怖い」という結果が出ました。これは、人工知能が未知の存在だからこそ、恐怖心を引き起こしやすいのではないかという仮説が論じられています。
まとめ
人間の恐怖心には独特な性質があり、知っている恐怖の方が身近で強く、未知の恐怖は怖すぎるということが分かります。さらに、未知の存在である人工知能が、人間の恐怖心を引き起こす要因となる可能性があるということも示唆されています。
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