なぜ歪むのか
日本の地図は世界でも有数の歪みがあると言われています。これは地球が球体であることと、地図が平面で表現されることによるものです。地図が平面で表現されると、必然的に地球上の全ての地点を正確に表現することは不可能であり、地図の投影法が用いられます。投影法によって地球上の面積や距離が変換されるため、日本の地図が歪むことになります。
代表的な投影法
日本で一般的に使われている「日本測地系」は、経度と緯度を使用して地球上の位置を表現します。しかし、この測地系は大小のまま表現するために、日本国内に限れば比較的正確に描けますが、地球全体を描こうとすると歪みが生じます。
世界でよく使われる投影法の一つには「メルカトル図法」というものがあります。この方法は、地球を真円体と考えて投影します。そのため正確な緯度・経度ではなく、「歪んだ」形で表現されますが、世界地図として広く使われている方法です。
日本の歪みの具体例
日本の地図は南北に延びた形をしているため、東西方向の距離が短く、北海道と沖縄の距離は実際よりも長く測定されます。また、日本海側の県は海岸線が多いため、地図上では県が広く見えます。
さらに、北海道南部の小樽市と青森県西部の津軽半島の正確な距離は100km強ですが、日本の地図上での表示距離は約530kmになってしまいます。
以上のように、日本の地図には多くの歪みがありますが、地球を球体で描くことが不可能なため、投影法による歪みが避けられないことを理解する必要があります。
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