ローマ帝国の軍隊にはラクダ部隊がいた

豆知識

古代ローマ帝国の軍隊は、騎兵、歩兵、弓兵といった様々な兵種から構成されていました。しかし、中には驚くべき兵種も存在していました。それが、ラクダ部隊です。

ラクダ部隊の誕生

ラクダがヨーロッパにもたらされたのは、紀元1世紀ごろでした。当初は、アジアを中心に荷物を運ぶために利用されていましたが、やがて戦争にも利用されるようになりました。

ローマ軍におけるラクダ部隊は、南方地域で戦う際に登場しました。当時のローマ人は、ラクダを馬に代わる運搬手段として利用することには疑問を持っていました。しかし、南方地域の砂漠地帯で戦う場合、馬のように走ることはできても、食物や水を長時間持ち続けることはできませんでした。対して、ラクダは長時間食物や水を持ち続けることができ、砂漠地帯での長距離移動には最適な動物であったため、ローマ軍もラクダを積極的に活用するようになりました。

ラクダ部隊の任務

ローマ軍でのラクダ部隊の任務は、大きく2つありました。

1つ目は、砂漠地帯での足場の悪い戦場での運搬役としての役割です。当時の砂漠地帯において、物資を運ぶことは非常に困難でした。ラクダはそのような過酷な環境でも荷物を運搬することができ、強力な運搬手段として活躍していました。

2つ目は、敵襲からの守り役としての役割です。ラクダには独特の臭いがあり、それが自軍にとって警戒の目印となりました。また、敵の馬にはラクダに対する恐怖心があったため、ラクダを陣営の周囲に配置することで、敵の侵入を防止していました。

まとめ

ローマ軍のラクダ部隊は、砂漠地帯の戦いでその威力を発揮しました。荷物の搬出や守備によって、ローマ軍の勝利に大きく貢献しました。そのため、ラクダ部隊は主に南方地域での戦闘に参加していました。

しかし、変化する時代とともに、ラクダの活躍の場は限られることとなり、やがてラクダ部隊は廃れていきました。しかし、今でもアジアなどの地域では、ラクダを運搬手段として利用することがあります。


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