日本の国旗「日の丸」の中の赤はどうやって作られたのか

赤色染料「赤書紺」

日本の国旗「日の丸」の中央に描かれた赤い円は、実は特殊な赤色染料「赤書紺(あかしょこん)」によって作られています。

原料と製法

赤書紺は、現在では合成染料が主流ですが、かつては真緋(しんぴ)、萱草(かやくさ)などの植物から作られた天然染料を使用していました。

製法は、染料を紙の上に直接描いたうえで、紙を折り重ね、重石を乗せて圧迫し、乾かすことで作られます。

この製法によって、染料が深く浸透し、色が長持ちするため、日本の古い書物や絵画には、赤書紺で描かれた名品が多数存在しています。

その由来

赤書紺の名前の由来は、実は日本史上有名な一場面に由来しています。

源頼朝(みなもとの よりとも)が平氏を討つため、海を渡り伊豆の下田(しもだ)に送りつけた手紙は、「赤條(あかすじ)の紙」に書かれていたとされています。

この赤條の紙が、後に「赤書紺」という赤い染料を指す言葉として定着し、国旗「日の丸」の赤色に採用されたと言われています。

以上、日本の国旗「日の丸」の赤色には、その歴史的背景と製法に深い意味が込められているのです。


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