端午の節句とは
端午の節句は、日本の伝統的な祝日の一つであり、毎年5月5日に祝われます。元々は中国の春秋戦国時代にあった、菖蒲・艾草などの香りを振りまくことで邪気を払い厄病を退散する風習が日本に伝わり、男児の健やかな成長を祈願する行事として定着しました。
端午の節句がアジア地域でお祝いされる理由
万里の長城を守護することが求められた中国の戦国時代、中華地方では「端午」という日に龍王や河童、妖怪たちが現れ、人々を苦しめるとされていました。そこで、人々は菖蒲や艾草を身につけ、龍王たちに立ち向かう力を得たという伝承があります。
中国では現在でも、香包に入れた香り高い菖蒲や艾草をぶら下げたり、響馬や牛車に飾りを付けたりして、龍を退散させ、健康と幸運を祈願する風習が続いています。また、台湾や香港などでも端午節として、競渡や粽作りなどの行事が行われています。
端午の節句で食べる粽(ちまき)について
端午の節句には粽(ちまき)と呼ばれる料理が欠かせません。粽とは、もち米を三角形にしたものに、具材や栗などを包んで蒸して作ります。縄で縛ることで、形を整えています。
日本の粽は、関西地方では甘く煮た栗やあんこ、薄く切った卵焼きを入れたものが一般的で、関東地方では焼けるくらいまでジューシーに煮込んだ豚肉や鶏肉を入れた塩味のものが一般的です。
また、中国や台湾では、肉・豆・卵・藕・筍・干貝など多様な具材を使い、甜しょう油や醤油・唐辛子・ニンニクなどで味付けをする場合もあるそうです。
いかがでしたでしょうか。今度、端午の節句には、菖蒲や艾草、粽についてのお話をしてみるのはいかがでしょうか。
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