ワニの歯について

歯が折れても生えてくる

ワニは常に歯が生え続けています。折れても、すぐに新しい歯が生えてきます。一方、人間の歯は折れたりすると治療が必要ですが、ワニは自然治癒力が高いため、自然に治ります。

多様な形状

ワニの歯は主に肉食のため、鋭い形状をしていますが、種類によって形が異なるものもあります。例えば、アルリゲーターの歯は粗く鋸状になっており、小さな魚などを捕まえるのに適しています。

食事をする時だけ浮かび上がる

ワニは食事をする時だけ、歯を浮かび上がらせます。この時の歯の隙間から水を排出し、食べ物を咀嚼する際に邪魔にならないようにしています。また、歯を浮かび上がらせることで、口の中に空間を作ることができ、口腔内で食べ物を操作することができます。

歯にも種類がある

ワニの歯には四種類あります。前方の歯は獲物を捕るための鋭利な牙歯(きば)で、その後ろには肉を切り裂くための大型の切歯(せっし)があります。更にその後ろには粗く鋸状の臼歯(きゅうし)があり、最後に尖った切れ目が入った冠状歯(かんじょうし)があります。

歯の数が種類によって異なる

ワニの種類によって、歯の数が異なります。例えば、ミシシッピワニは最大で80本もの歯がありますが、アルリゲーターには最大でも70本程度しか歯がありません。また、インドワニのように砂を食べる種類は、歯が非常に減少しており、わずか22本しかありません。

以上、ワニの歯に関する豆知識でした。


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