その名は「イリオモテヤマネコ」
イリオモテヤマネコは、沖縄県の西表島と、そのすぐ南にあるイリオモテ島に生息する、世界最小の野生のネコ科動物です。
一方で、イリオモテヤマネコは、世界でもっとも希少な野生動物の一つでもあります。1980年代には、生存するイリオモテヤマネコの数はわずか10匹ほどしかいなかったと言われていました。衰退の原因は、主に開発や農地での土地の転換による環境の変化によるものでした。
その後、狩猟の規制や自然保護活動の成果により、生息数は増えましたが、現在でもイリオモテヤマネコは絶滅危惧種に指定されています。また、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストでは、絶滅危惧ⅠB類に指定されており、非常に深刻な危機に瀕している動物種の一つであることが分かります。
イリオモテヤマネコは、体長約60cm、体重は約5kg程度の小型動物です。毛色は茶褐色で、尾の長さは体長の約1.2倍程度です。夜行性で、昼間は主に岩場や林の中で休息をとります。食べ物は、主にリスや鳥、トカゲ、昆虫などを捕食しているとされています。
イリオモテヤマネコは、愛らしい容姿や独特の暮らし方から、多くの人々に愛され、保護されています。しかし、地球温暖化や大気汚染、人間による環境破壊など、現代社会における様々な問題が、イリオモテヤマネコの生存に大きな脅威を与えています。
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