紙幣の裏に描かれた顔は全て同じ人物
そう、それは「日本美術の父」と呼ばれる、東京美術学校(現、東京芸術大学)の初代校長である岡倉天心(おかくらてんしん)です。
天心は、美術史的にも重要な人物であり、多くの人々の尊敬を受けています。彼が校長を務めた東京美術学校は、多くの美術家を生み出し、現代日本美術の基盤を築いたといわれています。
紙幣に使われている天心の絵
一万円札に使われている天心の絵は、「狩野舟橋図(かのうしゅうきょうず)」というもので、狩野派と呼ばれる日本画家による作品です。
五千円札や千円札に使われている絵は、「人物画」と呼ばれるジャンルの絵画で、それぞれ異なる作品が用いられています。
なぜ紙幣に天心の絵が使われたのか?
日本の紙幣には、芸術文化に貢献した人物が描かれることが慣例となっています。しかし、具体的にどの人物を選ぶかは政府の判断によるため、天心が描かれた理由については明確にはわかっていません。
ただ、天心は美術界で高い評価を得ていたこと、彼が「美を日本人に取り戻す」と唱え、国学・西洋美術の融合を図るなど、日本美術の発展に大いに貢献したとされていることから、そのような評価が背景にあったのかもしれません。
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