船の豪華さと安全性にかけた“神の船”
タイタニック号は、1912年4月15日に沈没した英国の豪華客船です。その建造費は当時の金額で1,500万ドル以上もかかったと言われています。当時の最新技術を導入し、一等船室には図書館、温室、スイミングプールなどがありました。
船には思わぬ“警告”があった?
タイタニック号の船体には「氷山接触時に破壊の恐れあり」という警告が書かれた設計図が存在しました。しかしこの警告は建造中に修正され、船には十分な数の救命ボートが備えられず、乗客全員を救助することができませんでした。
洋服には“ライセンス”が必要だった!?
当時のタイタニック号では、身分に応じた服装が求められていました。船内で一等船室に移動する際には、タキシードやドレスを着用しなければなりませんでした。また、適切な服装でないと船室への入場が制限されることもありました。
湿式ドックでの初搭載
タイタニック号は、ブラストン湾にあるハーランド・アンド・ウルフ社のドックで建造されました。このドックは、船を水没させて修理や船体の塗装などを行う「湿式ドック」としては世界初のものでした。湿式ドックは建造中の船の安定性を高めることができました。
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