太陽と月の関係

地球の自転と公転

太陽と月は、地球の自転と公転という2つの動きによって関係を持っています。

太陽は、地球の周りを公転しています。1年間で約365日かかり、この周期を太陽年と呼びます。

月は、地球の周りを公転しながら同時に地球の自転によって月と地球の間に様々な相対位置の関係が生まれます。

地球、太陽、月が一直線上に並ぶときには、月は地球から見て太陽の反対側に位置しており、この状態を「満月」と呼びます。

一方、月が地球の間に位置して太陽と同じ方向を向いているときには、月は太陽の陰に隠れ、地球からは見えなくなります。

この状態を「新月」と呼びます。

地球、太陽、月の相対位置が特定の条件を満たすと、日食や月食が起こります。

日食は、新月の時に地球から見て太陽が月に隠れる現象であり、月食は満月の時に地球が太陽の光を遮ることで月が暗くなる現象です。

地球、太陽、月の間には重力の相互作用があります。

この重力の影響によって、月は地球の引力に引かれ、月の周りを公転しながら地球に近づいたり遠ざかったりする現象が起こります。

この現象を「潮汐」と呼び、海の満ち引きや地震の発生にも影響を与えると言われています。