宇宙の豆知識

銀河系の大きさ

銀河系は、おおよそ直径100,000光年の大きさです。光は、秒速約30万キロメートルで移動しますので、光が銀河系の一端から反対側まで移動するのには約10万年かかると言われています。

銀河系には、約2000億個の恒星が存在します。地球から見える星（肉眼で見える星）は、およそ6000個程度と言われていますが、実際にはその数の何百万倍もの恒星が銀河系全体に存在しています。

ブラックホールとは、非常に大きな質量を持ち、重力が非常に強い天体のことです。光さえも引き寄せ、その中に入ったものは逃げ出すことができません。ブラックホールは、巨大な恒星が爆発的に崩壊した際に形成されると考えられています。

宇宙の年齢は、およそ138億年とされています。ビッグバン理論によれば、宇宙は約138億年前に無限に小さな点から爆発的に膨張し始めたとされています。

暗黒物質は、目に見えない物質であり、通常の物質とは異なる性質を持っています。宇宙の構造を説明するために導入されたものであり、宇宙の質量の約27%を占めていると言われていますが、具体的にはまだ解明されていない部分も多いです。

宇宙空間は非常に冷たく、-270度（摂氏3K）以下の極低温です。これは、宇宙全体が冷え切っているためです。ただし、一部の領域では、星や銀河の衝突などの現象によって非常に高温になることもあります。