見えるだけの星空

豆知識・雑学

星の数は数え切れない

宇宙には人間が数えきれないほどの星が存在しています。

現在確認されている星の数は、おおよそ1000億個と言われていますが、これは観測可能な範囲の星のみであり、全宇宙の星を数えることはできません。

星までの距離は非常に遠く、私たちの想像を超えるものです。

最も近い恒星であるプロキシマ・ケンタウリは、地球からおよそ約4.2光年の距離にあります。

光年とは、光が1年間に進む距離を指し、光速で進む光が1年かけて進む距離は約9兆キロメートルです。

恒星は、巨大な分子雲の中で生まれます。

分子雲は、水素等の原始的な物質で構成され、重力の影響で収縮し続けることで、星が形成されます。

一方、恒星の寿命は大まかには質量によって決まります。

質量の小さい星は長い時間をかけて冷えることで終焉し、白色矮星や中性子星になる場合があります。

質量の大きい星はスーパーノヴァとして爆発し、その後に残されるものはブラックホールとして存在します。