1. 宇宙空間は実は真っ黒ではない
宇宙空間は真っ黒に見えますが、実際には微弱な光が存在しています。これは「宇宙背景放射」と呼ばれるもので、ビッグバンの時に放出された熱の残骸です。この微弱な光は、人間の目では見えませんが、特殊なカメラを使って撮影すると捉えることができます。
2. 地球はわずかながら細くなっている
地球は自転しながら、多少の変形を起こしています。地球の自転による遠心力が外側に働くため、地球の赤道直径は極軸直径よりもわずかに長い状態です。しかし、地球の自転速度が遅くなるため、この変形も非常に小さなものであり、目に見えるほどではありません。
3. 太陽よりも大きな星も存在する
太陽は私たちの太陽系の中で最も大きな星ですが、宇宙には太陽よりもはるかに大きな星も存在します。たとえば、「ウンベリヴァブル」と呼ばれる恒星は、太陽の数百倍もの質量を持ち、直径も太陽の約1500倍もあります。
4. 宇宙からの「おはよう」は遅い
宇宙は非常に広大な空間ですが、光や電波でも速いとされているものでも、時間をかけて移動します。地球から太陽までの光の移動時間は約8分ですが、最も近い恒星であるプロキシマ・ケンタウリまでの光の移動時間は約4年です。したがって、宇宙からのメッセージに対する返事を待つには、非常に時間がかかることになります。
5. 最も速い飛行物体は宇宙船ではなく人間が投げた物体
宇宙船が非常に速く移動することは知られていますが、最も速い速度を持つ飛行物体は、実は人間が投げた物体です。1969年にアポロ11号の宇宙飛行士によって月面上で投げられたゴルフボールは、月の重力がほとんどないため、最高で約3.23 km/s(約11,600 km/h)の速度にまで加速しました。
これらは宇宙に関する面白い雑学の一部です。宇宙は私たちにとって未知の世界であり、常に私たちを驚かせてくれるでしょう。
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