ボタンのエンターキーとしての起源



</p> <p>

ボタンを押すとき、Enterキーを押しても反応することはありませんか?実はその起源にはちょっとした理由があります。

Enterキーを押してもボタンが押されない場合、それは通常、フォームの入力欄で改行をしたいときにEnterキーを使うためです。しかし、これは本来の目的としてではありませんでした。

遡ること約40年前、1979年にIBMが最初のパーソナルコンピュータを発売しました。このパーソナルコンピュータは、現在のようなマウスやポインティングデバイスを持っておらず、キーボードのみで操作を行っていました。

その当時、ユーザーがフォームを入力するとき、カーソルを次の入力欄に進めるためには、マウスではなくTabキーを使用する必要がありました。しかし、ユーザーフレンドリーさを追求するため、IBMはユーザーがより自然な操作でフォームを操作できるようにする必要があると感じていました。

そこで、IBMは次の入力欄に進むためのキーとして、「Enter」キーを採用しました。このアイデアは大成功で、設計が改善されたほかのパソコンでも採用されたため、Enterキーを押すことで次の入力欄に移動できるようになりました。

その後、WWW (ワールドワイドウェブ) の発展とともに、HTMLのフォームも一般的になり、Enterキーを押してもボタンが押されるようになりました。


投稿日

カテゴリー:

投稿者:

タグ:

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です