眠りに関する豆知識

1. 睡眠サイクルと90分ルール

私たちは睡眠サイクルと呼ばれる周期で眠っています。一つのサイクルはおおよそ90分であり、眠りの浅い段階から深い段階へと移行していきます。

そのため、睡眠時間を90分の倍数で取ることで、スムーズにサイクルを完了させることができます。例えば、6時間ではなく、6時間かけて90分の倍数（6時間＝360分→360分 ÷ 90分 = 4）の4サイクル（6時間 × 4 = 24時間）を取ると、起きるタイミングが良くなり、目覚めがスッキリとします。

2. 浅い寝言と深い寝言

寝言は、主に浅い睡眠段階で起こることが多いです。しかし、深い睡眠段階でも寝言を言うことがあります。

一般的には、浅い寝言は無意味な文や単語が多い傾向にありますが、深い寝言ではそれに加えて感情や思考まで含まれることがあります。このような深い寝言は、脳が非常に活発に働いている証拠と言えます。

3. 睡眠不足と冷え性

睡眠不足は、体温を調整する能力を低下させることがあります。そのため、睡眠不足の人は冷え性になりやすいと言われています。

睡眠不足により血流が悪くなり、体温の調整がうまく機能しないため、手足が冷たくなることがあります。十分な睡眠をとることで、体温調節能力が回復し、冷え性改善につながるかもしれません。