世界で最も高い山はエベレストではない！

現在の常識とは違う？

エベレストは広く知られている「世界で最も高い山」とされていますが、実はこれは正確ではありません。なぜなら、地球上においてもっとも高い場所はエベレストの頂上ではなく、
マウナケア山というハワイ州にある山です。

エベレストの標高が8,848メートルであるのに対して、マウナケア山の標高は4,205メートルですが、これは山頂からの高さではなく、山の基部からの高さを計測したものです。

海底からの高さを考慮すると、マウナケア山の実質的な標高は約10,200メートルになります。これはエベレストの標高よりも約1,350メートル高いことを意味します。

なぜマウナケア山が地球上で最も高い場所とされるのか？それは、この山の80%が海底下にあるからです。海岸から山頂までの高さは4,205メートルですが、山の大部分は海底の下にあります。

これにより、マウナケア山は地球最大の火山とされており、その高さはエベレストを凌ぐことになります。

エベレストは登山家にとって一大目標であり、多くの人が挑戦しています。一方、マウナケア山は登山道が整備されていないため、一般的な登山の対象にはなっていません。

ただし、マウナケア山は天文台が立地しており、天体観測に適していることで知られています。