昆虫も眠る！？

豆知識

人間や動物は眠りを必要とする生物として知られていますが、実は昆虫も眠る生き物です。昼行性の昆虫は夜に活動をし、夜行性の昆虫は昼に眠るのが一般的です。

昆虫の眠りは、人間のように深い眠りと浅い眠りがあるわけではありません。昆虫の眠りは、安静状態と運動低下状態の2つに分けられます。安静状態では、昆虫はまったく動かず、呼吸や心拍数も落ち着きます。運動低下状態では、昆虫は動ける状態ですが、だんだんと活発な動きをしなくなる状態です。

昆虫の眠りは、周期的に起こります。午後から夜にかけて、多くの昆虫は数時間の眠りをとります。その後、また活発に行動をするようになります。ただし、種によっては不眠症のように眠らないものもあります。

その昆虫の眠りの理由は、まだはっきりとはわかっていません。しかし、活発に動いている昆虫は、狩りをしているときや蜜を集めるときなど、危険を冒している状態にあります。そこで、眠って体力を回復することが、生き残るために重要だと考えられています。

昆虫も眠ることがわかりました。安静状態と運動低下状態の2つの状態に分かれ、周期的に眠りをとります。理由ははっきりとはわかっていませんが、生き残るためには眠ることが重要だと考えられています。