銀河の中心にあるブラックホールは、リンゴのように重いのか?

豆知識

銀河系の中心には、超大質量ブラックホール「Sagittarius A*」があることが知られています。このブラックホールの質量は、太陽の質量のおよそ400万倍もあると考えられており、それは人類が想像することができないほどの数値です。

解説

ですが、リンゴとの比較に関しては、その仕組みからは遠いものとなります。リンゴが地球表面から離れると、地球の引力が働き、リンゴは地球に引き寄せられます。一方、ブラックホールの引力は質量がどんなに大きくても、質量が小さい場合はとても弱いです。そのため、ブラックホールの近くを通過する物体による重力の影響を見るためには、非常に質量の大きい物体であることが必要です。

関連する豆知識

・ブラックホールは、存在自体が光をも含めた物質を全て吸いこんでしまうため、目視で確認することができない。
・ブラックホールの質量は、星が爆発的に崩壊した後に残る中性子星の質量を超えたときに生じる。
・ブラックホールの引力によって、星が近づきすぎると、その星は完全に破壊され、ブラックホールに吸い込まれる。


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