メキシコ料理に欠かせないアボカドは果物ではなく野菜！

アボカドが果物とされる理由

一般的に、アボカドは果物と認識されています。これは、果物の定義が「種子を持ち、果肉に甘味のあるもの」とされているためです。アボカドにも種子があり、果肉にもクリーミーな甘味があるため、果物とされています。

アボカドが野菜とされる理由

しかし、野菜とは「根、茎、葉、花、果物以外の植物体の部分の食用品」のことです。アボカドは、「果物」と「野菜」の両方の要件を満たすため、どちらにも分類されることができますが、メキシコ料理では野菜として扱われています。

アボカドが野菜として扱われるメキシコ料理

メキシコ料理には、アボカドを使った有名な料理が数多くあります。アボカドをペースト状にしたグアカモーレやトルティーヤのトッピングなどが代表的です。しかし、これらの料理に使われるアボカドは、果物としてではなく野菜として扱われています。これは、メキシコでは「fruit」という言葉が「dessert fruit（デザートの果物）」を指すため、アボカドを含む料理は「vegetables（野菜）」として扱われているためです。

以上の理由から、アボカドは果物でもあり、野菜でもある食材であり、メキシコ料理においては野菜として扱われていることがおわかりいただけると思います。