カプセルホテルの豆知識

1. カプセルホテルとは

カプセルホテルとは、日本で発明されたコンパクトな宿泊施設です。1人分のベッドが入ったカプセル型の部屋が並び、ドアや壁があるので個室感覚で利用することができます。

カプセルホテルの起源は、1970年代にニューヨークで流行した「ポッドホテル」にあります。しかし、現在の形状や設備は日本が発祥とされています。当時、東京で宿泊先がないビジネスマンや居酒屋通しの客などに受け入れるために、カプセルホテルが生まれました。

日本のカプセルホテルは、低価格で利用できることも魅力の1つです。ホテルのクラスや場所によっては、1泊2000円以下の料金から利用できることもあります。

初期のカプセルホテルは、狭さや空気の不良などから、快適な宿泊環境とは言い難かったとされています。しかし、現在は多くのカプセルホテルが、最新の設備やオフィスやラウンジ・バーなど、上質で快適な施設を提供するようになっています。

カプセルホテルは、ベッドに寝転がったり、天井を見上げたりするという独特の体験ができます。また、最近では海外展開も盛んで、日本国外でもカプセルホテルを利用できるようになっています。