生き物にも左利き、右利きがいる！？

何故生き物に利き手があるのか？

人間には左右の手のうち、片方が主に使われることがありますが、生き物にも“利き手”が存在します。利き手とは指や手首、肘などの関節の可動域によって決まります。

利き手がある理由は脳の特殊性にあります。脳はそれぞれの手の運動を制御する部分があるため、片方の手を主に使うことで脳の運動制御機能が向上することが知られています。

左利きの動物として有名なのが、スイレンボウヤドクガエルやシマウマです。これらの生き物は左右で頭部の模様が異なります。また、ヒトと同じように左利きの生き物は約10%程度であるとされています。

右利きの生き物は、多くの場合、左右の脳半球で役割が分担されており、右脳半球が左手や左側の異物に注目する一方で、左脳半球が右手や右側の異物に注目するといった体現原理を持つことが原因です。

代表的な右利きの生き物としては、カワイルカやウサギなどがあげられます。

生き物にも利き手があることが分かりました。自分の利き手を知ることで、脳との連動がスムーズになり、体のバランスも良くなると言われています。是非、自分自身の利き手をチェックしてみてください！