世界中のお金の色は何色？

豆知識１：世界中のお金の色は基本的に緑色ではない

日本で一般的なお金の色は、1,000円札が紫色、 5,000円札が青色、 10,000円札が茶色ですが、世界的に見ても緑色の紙幣は多くありません。

アメリカドルの最も一般的な額面である1ドルと、最も多く使われている100ドル札は緑色ですが、それ以外の額面は別の色が使われています。例えば、5ドル札は青、 10ドル札は赤、20ドル札は緑色と青色の混合色、50ドル札は紫色、 2ドル札は緑色と紫色の混合色です。

豆知識２：中東では緑色のお金が多い

アメリカ以外で緑色のお金が使われている例としては、中東の多くの国々が挙げられます。中でも、サウジアラビアリヤルとエジプトポンドは緑色のお金です。

豆知識３：色によって偽造されにくくなっている

お金の色が国ごとに異なるのは、偽造防止のためです。世界中のお金には、硬貨にすることのできない必要な要素があり、偽造することは容易ではありませんが、それでも偽造紙幣が横行しています。お金に特定の色を使用することで、偽造をより困難にすることができます。